新着ニュース詳細
>>ニュース一覧
お知らせ2012.01.18
海洋深層水の豆知識!第130回(塩と水との関係)
発汗の速度に伴う汗はその成分組成を変えていきます。すなわち運動増加に伴って、
汗中のナトリウム濃度は増加し、カリウム濃度は一定に保たれます。暑熱下での
激しい運動では、発汗に伴い食塩が10g/日以上も排泄されることがあり、充分な 食塩補給が
必要とされます。
カリウムはナトリウムに比べれば喪失は少ないのですが、野菜・くだもので補給 することは
望ましいことです。カルシウムは、通常の栄養所要量からみても日本人
は不足しているので、牛乳等による補給は必要です。鉄も貧血傾向にあるものに
とっては、汗での排泄も問題となることがあります。
過剰の発汗に際しての水分および塩類不足の臨床症状としては、筋力の低下や
けいれんあるいは倦怠などがあげられます。この際の補給として、適切な水分 摂取量を
正確に決定することは難しいといえます。体格、運動量、環境および
発汗量など多くの要素があるためです。しかしながら、短時間での過度の水分補給は、
心拍出量の増加や胃腸管の進展をもたらし、かえって呼吸運動制限、動悸
あるいは疲労感の出現をもたらす可能性があります。またこのような脱水に際して、
水だけの補給を行うと、塩類が薄まってしまい、いっそう塩類不足となり、
二次性脱水を引き起こす恐れがあります。


